太田:これだけできて費用はどんなでしょう?
前川:私共の方針は「お二人に経済的負担をかけない」です。何かと物いりな新婚当初,結婚式で貯金など使わず,どうぞ,そのお金は新生活の為にお使いくださいというのが私達の願いです。お二人のご負担なく十分,会費ご祝儀で賄えます。なかにはお祝い金で,予定してなかった新婚旅行にまで行くことができたと感謝された方もいらっしゃいました。ご祝儀とは本来,人生の門出にあたって二人の新生活を応援する「カンパ」であり,その気持ちに感謝し二人がおもてなしをするというのが結婚式の本来の形です。現在,多々見られるようなご祝儀にお二人の蓄えやご両親からの援助を加えて,結婚式の費用を賄うというのは,おかしな現象だと思います。和服をお召しのお爺様,お婆様も御出席なさいますが『よく,うちの孫がこういう結婚式をしてくれた。こういう結婚式がいいんだよ』とお褒めの言葉を頂いています。
太田:ホ〜ントそうですよね。では最後にこの仕事をされて最も嬉しい事は何ですか?
前川:それはもう,赤ちゃんが産まれたと言っては,見せに来てくださったり「今朝,元気な赤ちゃんが生まれました」と病院から電話があってお祝いに駆けつける,なんて事も良くあります。結婚式を通じて親しくなって,その後も家族ぐるみでのおつき合いになることがしばしばあります。そんな時,人生の幸せの瞬間に何度も立ち合い,結婚式を御手伝いさせていただいて,本当に良かったと思いますね。
太田:今日はとっても参考になりました。
前川:いいえ,こちらこそ。当店は,ディナーレストランとして夕方6時から営業してますので,ぜひ一度,お食事にでもお越しください。最近は結婚式やパーティーでの貸し切りが多いので,ご来店の際にはお電話ください。ご来店されて実際にお二人で雰囲気をお確かめください。心よりお待ちしております。有り難うございました。

左:ウエディング・ディレクターの前川さん
右:太田 弘樹
その他,コーディネーター,グラフィック・デザイナー,服飾デザイナーなどの専門スタッフがインタビューに参加。
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